機械工学って?
機械工学科とは
ものづくり技術に加え、航空宇宙・医療福祉・エネルギー・ロボット等の先端技術を学べる学科です。
地球規模での資源や環境の制約、高齢化に伴う医療や福祉の問題 など、現在、私たちは多くの課題に直面しています。このような社会情勢 の変化の中、機械技術者には、単にものをつくるだけではなく、自然と環境の維持に配慮しつつ次世代にわたって持続できる社会を築き上げ、 人類の幸福と発展に寄与することが求められています。
機械工学科では、機械工学の基盤知識やものづくり技術を学ぶ多様な科目に加え、航空宇宙、自動車、医療・福祉、動力エネルギー、ロボット等 の先端技術を修得する教育・研究の場を提供します。
機械工学科の特色
機械工学に関わる基礎及び専門知識を習得し、それらをものづくりに活用する能力を養成します
- 機械工学、エネルギー工学に関する基礎知識、及び自動車、航空宇宙、原子力工学、バイオメカニクス、ロボット、エネルギー変換工学に関する応用知識を3年次までに習得します。
- 4年次の卒業研究においては、個別のテーマについてより深い検討考察を理論、実験の両面から行い、自立した機械工学エンジニアとしての素養を深めていきます。
少人数制のきめ細かい指導で、生活と就職・進学をサポートします
- 教員1人あたりの学生数は2~4人程度であり、手厚い教育体制を整えています。
- 学年担任制度を実施し、学生生活をサポートしています。
高校の教育職員免許状を取得できます
- 指定の科目群を修得することで、高等学校教諭(工業)一種免許状を取得できます。
自然の多い環境と都心へのアクセスの良さ
- 歴史ある街・甲府の中心部に位置し、東京都心へのアクセスも便利です。
- 大都市圏より生活費が安く、豊かな自然に恵まれながらも生活が便利な甲府で、充実した大学生活を送ることができます。
- 大都市圏の企業と、地元への就職活動を同時に行うことが出来ます。
オープンキャンパス情報
機械工学科では、8月初旬に開催される工学部オープンキャンパスで学科紹介、研究室見学ツアーを行っています
オープンキャンパスでは、機械工学科の紹介、および機械工学科に所属する研究室の見学ツアーを開催しています。研究室見学ツアーでは、機械工学科の最先端の研究成果を見学・体験することができます。
入学者選抜方針(アドミッションポリシー)
人間と機械との結びつきを理解し、自然保護と社会の繁栄さらに人類の幸福に貢献できる技術者を育成を目指しています。具体的には数学・物理などの数理知識を自動車・航空・宇宙産業や医工学分野さらに動力エネルギー分野などへと応用する技術を習得します。
そのために次のような人を求めています。
- 数学・理科・英語の基礎学力があり、なおかつ学習意欲がある人。理科のなかでは特に物理を重視します。
- 実験などを通して身の周りの自然現象の観察に興味のある人。
- 人と機械とが関わるものづくりに興味のある人。
- 独創的な発想で機械の技術革新をしようとする人。
入試情報
詳細は、山梨大学の入試情報をご覧ください。
学科の沿革
機械工学科は、山梨大学工学部創立当初から設立された学科です
1924年 | 国立山梨高等工業学校創立(機械科) |
---|---|
1944年 | 国立山梨工業専門学校に改称 |
1949年 | 国立山梨大学工学部機械工学科発足 |
1960年 | 精密工学科設置 |
1965年 | 大学院工学研究科(機械工学専攻・精密工学専攻)修士課程設置 |
1972年 | 機械工学科に特別編入制度導入 |
1989年 | 機械システム工学科に改組 |
1992年 | 大学院工学研究科博士前期課程機械システム工学専攻に改組 |
2002年 | 自然機能開発専攻設置 |
山梨大学と山梨医科大学が統合 | |
2004年 | 国立大学法人山梨大学発足 |
2005年 | 工学部附属ものづくり教育実践センター設置 |
機械デザインコースJABEE取得 | |
2012年 | 機械工学科に改組 |
※山梨大学の沿革のうち本学科に関するものを抜き出したものです。